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御柱

先週末は金曜日に地元近く、親戚のいる下諏訪の御柱祭に行っていた都合で、発送が遅くなってしまった方、ご迷惑をおかけいたしました。

御柱祭は7年に1度、上社・下社それぞれ山出し(木落とし)と里曳きの2回に分かれており、今回は下社の山出しでした。 皆様もご存じの、傾斜を滑り落ちていく木落としです。歩くお祭りというように、木落とし坂までとことん歩きます。 私の母もいつ動けなくなってしまうかわからない年になっていくわけで、非常に貴重な経験であったと思います。

スペインではエンシエロ(牛追い祭り)のようなそれもまた命がけの祭りが有名ですが、闘牛同様このご時世動物を道具のように扱うことはあまり歓迎されません。 でも、日本では木を奉納するお祭りということで、その点はどこにでも神様が宿る国、非常に日本らしいお祭りのような気がします。命の危険は伴う点ではやはり賛否がありますが、他の動物や人を巻き込まず、それをやりたい人間が行い完結している点は良いかと思っています。そして、命がけだからこそ非常に重みのある行事ですね。

情報が世界にすばやく伝播するこの時代、海外のメディアも注目していたようです。世界最大のそりのような面白おかしく紹介するところもあるようですが笑、いずれきっとこの神事が隅々までわかってくれる日が来るでしょう。そして人口減少と人口流入によって、相撲のように外国出身者が参加する日も来るんでしょう。

5月にまたその上社・下社それぞれ8本の里曳きという行事が残っています。大社までの道のりを大木を引っ張っていきます。 そしてフィナーレである建御柱を行い終わりを迎えます。 木落としは予約制で見られなかった方もいらっしゃったようですが、8本が並ぶ注連掛(しめかけ)という場所には、桜もきれいに咲き、非常に良い眺め。

私は臨場感や躍動感もいいですが、この自然の中に溶け込み、静かにたたずんだ風景が一番好きです。ぜひ皆様も鮮やかな色を楽しめる長野にお越しください。 

バンペイユ

皆様、こんにちは。 バンペイユご存じですか?きっと九州の方であれば誰でも知っているんでしょうね。

名前が非常に奇妙な感じなだけでなく、漢字が晩白柚だなんて、想像もつきません。
私は30数年間、この存在を知らずに来て、ようやく知りましたよ。
すごいですね、この大きさ。メロン並みの大きさのものを買いました。

そして、何よりもこの心地の良い香り。中身の身の部分は非常に淡白な?味ですが、同じく買ってきた日向夏は全く香りがない一方で、周りを取り囲む分厚い皮から香るさわやかな匂いが気に入りました。

これはもしや?と思って、皮の部分を細かく切って芳香剤にしました。きっとアルコールに漬ければいい匂いが取れそうだな〜なんて思いながら。 そして、柚子よりも優しい香りは、お風呂にも良かったです。
しかも、皮の内側が水を吸ってスポンジのようになるんですよ。1/8程度に切った皮は顔をこすったり、体をこするのにピッタリで、いつもと違ったひとときを味わえました。
(柚子も人によっては痒くなる方もおりますので、自己責任ですが笑)

私の知識もまだまだ偏っていることを思い知らされます。。 そして、その土地々々に行くと、今は特に地域活性化が叫ばれる時代、新たな発見があるものですね。

皆様、こんにちは。

年明けに、スペインの家族に孫の顔を見せに行ったり、その後出張などを繰り返しているうちにあっという間に寒さを感じない季節に入ってきました。東京に住んでいた頃は、穏やかな季節である秋がとても好きだった記憶がありますが、長野はやっぱり春。幸いにも花粉症と呼べる症状までは行っていないため、春の美しさを楽しめています。長野は山々は四季折々のいつでも綺麗な表情を浮かべていますが、山々がやわらかくて淡い色、若草色、桜色に覆われる春がとても穏やかです。

話は戻りますが、スペインに約2年ぶりに行ってきました。改めて思うのがスペインではなく、日本の空港でバラエティあふれるお土産の数々。今回は明太子や北海道のお土産を買って行きました。スカイツリーや浅草にも以前行ったことがありますが、最近の観光地はすごいですね。徹底的に外国人を意識して作られている気がします。面白いものが、新しいものが、伝統的な製品とうまく融合されてきた、そんな感じです。日本は、我々のような小粒の存在が良い形で彩りを与えているのかもしれません。

また、今回は初めてバレンシアという地に訪れました。バルセロナの南側に位置する海岸近くの都市です。日本にも春一番なんて騒がれていたその日はバレンシアでも非常に風が強く、大変な一日でした。一番目を引いたのが、今まで川が流れていた場所をずらし、橋がかかっていてもその下は全部公園やモニュメントなどの人工物になっているんです。それも延々と。これほど大胆なことは初めて見たような気がします。バルセロナ然り、ハード面ではいつもスペインに驚かされます。

こうやって見ると、地震も少なく安定し、乾燥して荒涼とした黄土色やオリーブの木の深緑がイメージとして残るところには立派なハード面の発展が、日本のように不安定な土地でも、色鮮やかな大地にはソフト面での発展を垣間見たような気がします。

地産地消

先日、長野県茅野市(蓼科)でホテルを営んでいる方とお話をしました。
別件の相談が、そのホテルの方が得意としているジビエの話になり、1時間以上その話で盛り上がってしまいました。

ジビエという言葉をご存知の方もいらっしゃると思いますが、フランス発祥の文化で、野生の動物を獲り、それを料理に用います。
日本でも古来から猟師が獲ったものを料理として使っていた歴史があり、特にこの長野のような地形は野獣が多く生息し、適した地であると言えます。

フランスでは、畜産とは違い、味が一定ではなく、ワインのソムリエ、テイスティングもまさにその野生の何を食べて育ったかわからない不安定な味のためにあるようなのです。同じ野鳥でも全く味が違うようですからね。

その珍味を目指してフランスにわざわざ行く人も多い中、さすが日本の技とも言うんでしょうか、イタリア料理同様に日本でも一流の味が楽しめる時代となりました。その蓼科のホテルもその一つです。

衛生面での管理もあり、山野で獲った野生の動物は少しでも早く処理が必要なんでしょうね。だからこそ長野という地にはジビエがこの先さらに発展する可能性を秘めています。またそれに追い打ちをかけるように高齢化が進み、農業のなり手が少なくなっていることで、野生の動物が増えているという状況もあります。以前もお話ししましたが、猿が近所の柿を取って行く姿をよく目にします笑。

また蓼科のその辺の地域では、近年鹿が増えており、頻繁に電車に鹿が引かれて遅れているなんてことがよくあります。ジビエにも活用されていますが、鹿の体温はやけどをするぐらい高温で(その方が言うには60℃?)、温度管理をして適切にして、2時間以内に処理をしないと食べられないようで、そういった流通面や製造面にも尽力しているというお話でした。というのも、家畜と鳥獣は同じ工場で管理できず、もはや国家レベルです。ジビエもいずれ国を挙げての地方活性化の施策になるんでしょうか?

私たちは原則お肌につけるものは植物性を堅持しておりますが、地産地消という面では共通しています。水の問題はまさに世界規模ではありますが、それも含めて使い方次第。自然との共生という観点でいえば、ジビエ文化はより一層重要性を増していくのではないかと思うこの頃です。

よくハーブというと、ラベンダーやカモミールなどの外国からくるイメージが強いのですが、それらも長い時間をかけて日本に根付き、日本産のハーブであれば、どくだみに加え、積極的に活用していきたいものです。

環境とCSR経営

本日は、月がきれいですね。夜もひんやり、第二子が生まれて落ち着かない日もようやく頭がすっきりとして、ピリオドという感じでしょうか。お堅いタイトルを途中で置き去りにしていました。

澄んだ空気、ますます冬が近づいてきたな、と感じます。20年前の冬空を見上げながら学校から家に帰ったことを、毎年のように寒くなってくると思い出します。一人上を向いて空を見つめていると、なんだかあのころに戻ろうと思えば戻れるような不思議な気分を覚えます。

さて、気持ちを切り替えてお堅いタイトルのお話・・・

私たちは、詰め替えタイプの化粧水を販売していることもあってでしょうか、つい先日学生の方から質問をいただきました。

「詰め替えのような環境を意識した商品を販売しているのに、なぜ空き容器の回収、洗浄、リユースはしないんでしょうか」

過去には海外の学生さんから動物実験に関する質問をいただいたりして、音楽が大好きでそのウェブサイトを作ることに没頭していた私の学生時代を考えると、非常に意識の高い方もいらっしゃるんだなと自分自身にため息が出ることがあります。

タイトルにあるように、今までの株主利益を目指していた経営から、全世界的に見て広義の利害関係のある人々(株主だけでなく、取引先、顧客)の利益になるようにする経営が徐々に高まりを見せています。仕入範囲も販売範囲も世界規模の時代、自分たちの使っている材料が、どのような経路を経て手元に来ているか、そして販売先でどのように消費されていくのか、「環境」と言う観点が新たに加わったと思っていいと思います。

先日のニュースでも、日本は輸入に依存しており、海外からの水分消費量も非常に多いと言うことです。水の豊かな国なのになんでだろうと思うんですが、私たちの食べているもの、使っているものは水なしには作られていないと言うわけなんです。「なるほど〜」ですね。

話を戻して容器の件。

中小企業、そして私たちのような小さいところがその理想を追求すると、たちまちコスト度外視の高いものとなり、売上が取れないならまだしも、本来提供したい相手にできなくなるというジレンマを抱えます。

容器や包装紙なんて使い終わったらポン!って消えて欲しいです、本当に。でもできない。でも、実現できない夢でもそうできたらと思い、何か少しでもよくできるような工夫は自分の能力・努力の範囲内でし続けます。

また、幸いにも日本は燃やす技術が優れています。フィルタを使い空気を汚すことを最小限に抑えています。回収するために使う材料やガソリン、洗浄のための水やエタノールなど、案外こっちのほうが環境に悪いと言えるかも知れず、非常に難しい判断でもあります。 

最終的には化粧品なんて作るな!という究極的なところまで行っちゃいます笑 

なので、今は私たちが正しいと思い発信することに、賛同してくださる人がいる、ドラマがある、それでいいじゃないですか、なんて落ち着いたりもします。 

そういえば最近、注文が集中することが多く、ご迷惑をおかけしていることが多発しています。でも、それを温かく受け止めてくださる方々に恵まれていると、毎回感謝の気持ちを覚えます。 いつも本当にありがとうございます。