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燃やす技術

先日、私たちのゴミが行き着く先である松本クリーンセンターの見学に行ってきました。

皆様の中で、Method(メソッド)というアメリカの洗剤ブランドをご存知の方は いらっしゃるでしょうか。私もつい最近本を読んで知ったのですが、アメリカにある、 環境にやさしい、循環型の製品を作るブランドです。 多くの洗剤メーカーが占拠する日本ではなかなか見られませんが、飾っておきたくなるぐらい とてもオシャレな容器としても有名です。

私は、このブランドに触発され、環境にやさしい、循環型(サスティナビリティ) とはなんぞやをこの目で見たくなり、彼らと同じように見学に行ってきた、という次第です。

そして更に、生産する人間として、エコと言ってもどういうものが真のエコなのか、 今までは目隠し状態で、おそるおそるできる限りよいものをという状態で歩んできましたが、 実際のところどうなのかはやはり自分の目で見て、感じてみたいと思いました。

そして、それは国によって違う、と言うことが今回の見学で見えてきました。

クリーンセンターに見学に来る人というのは、たいてい小中学生の授業に組み込まれていたり、 地区の衛生部の人、年に2〜3人の個人ということで、私は見事にその好奇心のある変わり者の 今年第1号となりました笑。

しかも、ゴミを焼却炉に投入する巨大クレーンは、30分に1回程度しか動かないようなのですが、 運良くその動いている姿を見ることができました。ゴミを溜めておくごみピットも、 27mという深さがあり、上から見下ろすと圧巻でした。

しかも、夜間はその巨大クレーンが自動化されており、ごみが乾燥して燃えやすくするように、混ぜ合わせてくれるとのこと!

それにしても、日本の技術はやはり素晴らしいものがあります。 私がその中でも特に興味を持ったものは、フィルタや特殊除剤を使い、ダイオキシンや有害物質 をほぼ完全に除去する技術です。

特に市町村レベルでは、より住民に対して住みやすい地域にしようと、 国よりも更に厳しい基準で空気をきれいにして外に出していて、中国で今問題となっている 体に悪影響のある物質は外に漏れ出ない仕組になっているようです。

世界で、国をまたいでさまざまなものが流通しているこの世の中、 この技術はどんどん世界に輸出されるべきですね。

担当者の方曰く、ヨーロッパではリサイクル技術が発展しているようで (ドイツを中心とした国々だと思われます)、 一方の日本は世界有数の燃やす技術に優れていたんです。

これは今まで自分が漠然と感じていたことと大きく異なる点でした。 日本には日本なりの循環型スタイルがあるわけですね。

また、ここでは24時間稼動しており、その燃やすことによる熱を電気に変えて電力会社に売電、 建物内の消費電力としているようです。温水プール施設がよく併設されていて、 きっと熱だけを利用しているものだと思っていましたが、この点は全く知りませんでした!

ただし、そんなごみの量も、平成15年をピークに年々減っているようです。

担当者の方は、おそらく高齢化やエコに対する意識、そしてITバブルが関係しているのでは ないかとのことです。分別が認知され始めたことはもちろんのこと、インターネットが普及した ことで、Eメールや電子通信の発展により、形としてなくて良い印刷情報、 そしてCDやDVD、本なども関連しているのではないでしょうか。

その一方で、プラスチックなどのリサイクルに多くの経費がかかっているとのことでした。 私もモニタで見たのですが、コンベア上のゴミを3人の作業員の方がリサイクルに回せないような もの、間違って混入されているものを取り除いていました。そこに油汚れのプラスチックや、 買い物袋などもいちいち開けて取り除かないと処理できないようです。

プラスチックごみは、あくまでも簡単にきれいになるものを除いて、 コンビニの弁当などの油のしつこい汚れのものは洗う場合も水を多く消費してしまう使うので、 買い物袋ごと燃えるごみのほうへ入れていただいたほうがよいとのことでした。 たしかにそのプラスチックは焼却を助け、そして有害物質を除去できる技術があるのだから、 おっしゃるとおりですね。しかも、ゴミも年々減ってきています。 (水洗いではなく、要らない紙で拭いてきれいにするのもありですね!)

よく割り箸が環境に悪いとかあるようですが、これは買い物袋も同じようなものらしいです。 買い物袋は少ないことにこしたことはありませんが、間伐材と同じように、 石油の残りを使って製造しているというようなことを担当者の方が言ってました。 「でも、私もエコバック使ってますよ」、とも笑。

この辺も、エコバックが普及しているヨーロッパとはきっと状況が違うでしょう。

まだ分からない部分は多いのであくまでも推測ですが、案外そういった物よりも、 映画「ブルー・ゴールド 狙われた水の真実」が示すように、 中国の水質問題にもあるように、水の問題のほうが比重が高くなりそうな予感がしました。 今度は、今後の世界的な課題?となりそうな日本の下水処理のリアルを機会があれば、 見学してきたいと思っています。

追伸: 要らないもの引き取りますのようなことが私もよく訪問や電話で多いのですが、 家電の一部にはレアメタルなどの販売可能な金属が灰っているようですね。ただし近年は、 オレオレ詐欺などの被害も多いようですので、要るものも持っていかれないよう、 ご注意ください。。

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