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飾らない国より

情熱の国スペインよりこんにちは。友絵工房の森川 健です。

スペインに来て毎度感じることなんですが、この国は情熱の国といわれても何がすごく情熱かと言うより、たんたんと表情を変えずにおしゃべりをする姿、あまり周りを気にしないところ、良い意味でも悪い意味でもむき出しの、飾らない国だなあと感じます。

スペインでよく飲むカフェコンレチェ、日本で言うカフェラテなんですが、郊外でのコーヒーカップは、日本で水を飲むようなシンプルなガラスのコップなんですよね。イギリス、フランス、ドイツ、イタリアなど色んな国でコーヒーを飲みましたが、一日の中でよく目にするであろうこの外見をこのシンプルで退屈なグラスで勝負とは、ある意味すごいなと感じざるを得ません笑。

(この「カフェコンレチェ」という言葉、素晴らしい日本のオリンピックのプレゼンテーションをよそに、マドリッドの市長が「リラクシング・カップ・オブ・カフェコンレチェ」と言って、スペイン中のネタになったのが記憶に新しいです。)



先日、マドリッドの東北に位置するトレホンデアルドスという地方都市のクリスマスマーケットに行ってきました。クリスマスマーケットとしては、スペインでは3人の王様の方が有名なので、珍しくもありました。やはりヨーロッパ北部の幻想さには敵わない部分はありますが、普段から日本人の子供たちを見慣れている自分としては、スペインの子供たちはまた特別なかわいさがありますね。

日本にいると正月にはよくおしるこを食べますが、こっちでの体が温まるスウィートは、チョコ・コン・チュロス。ホットチョコレートドリンクの中にチュロスを入れて食べます。日本で飲むココアより濃厚でありながら甘すぎず、体も温まります。


さて、スペインでの食べ物について改めて思うのが、ダシと言うようなものはほとんど使われないことをつくづく感じます。日本では味付けとして馴染みのダシと言う発想、いわゆる旨みとも言い換えられるのでしょうが、おそらく日本ほど全ての料理に意識する国もないような気がします。

あくまでもその料理の素材から出てくるものです。よく、アジアの食べ物が安いのは全てに○の素が入っているからだと皮肉られたことがありますが、スペインをはじめ、ヨーロッパでは私の知る限りほとんどありません。

イギリスなんかは味付け自体がほとんどなかったのですがね笑。イタリア料理を想像すると分かりやすいんですが、パスタやピザに別の味を基本的につけませんよね。

よって、スペインで私が食べているものは、基本的に動物系の味、または野菜や魚介類がしっかり煮込まれた味が基本です。多少味に硬さを感じるときはありますが、素材そのもののの味を実感します。

だから、外国人にとってはきっと、魚が入っていないのに魚の味がしたりするのはきっと違和感を感じることがあるんじゃないかと思います。日本の空港はダシの匂いがするというのもうなずけます。私も台湾のコンビニで、日本とは違うクセのある強烈な匂いのおでんが記憶に残っています。

最近見つけた記事の中に、イタリアではビタミン、ミネラル、オメガ3など、健康のためのサプリメントの商品がヨーロッパで一番多いようですが、有害でないにしても、無駄であることが明らかになっているという記事がありました。

サプリメントでも摂り過ぎ注意のようです。様々な検証の中で、サプリメントも摂り過ぎによるリスクがあることが書かれているのですが、その原因はまだ明かされていないようですが、サプリメントに含まれる栄養素が野菜や果物を通じて摂取されるのではなく、その要素だけが取り除かれて摂取することは良くない。

「プロセスは非常に複雑なので、ある成分を分離してサプリメントの形で供給しても、有害ではないにしても無益となる」と結論付けているようです。

私は、サプリメントを摂る人の傾向も非常に重要な要素であると思いますが、考えてみれば、今年は日本で化粧品に対する被害が起きていますが、まさにこの問題に通じていなくもない気がします。ある物質を部分的に使うことでその効果を発揮させると言うのはやはり有益ではないと言えるのかもしれませんね。

結局は周り回ってシンプルが良かった、と言うわけですね。最近では、オールインワンクリームのような流行もありますが、私はスキンケアは面倒くさいと言うような発想から出てくるようなシンプルケアではなく、あくまでもスキンケアはシンプルでも十分という観点に立ち、シンプル素材で、できるかぎり時間をかけた、熟成された素材のみの味で来年も勝負していきたいですね。スペインの、ハモン(生ハム)、オリーブ漬け、チーズ、ワインのように。

良いお年をお過ごしください。また来年お会いしましょう!

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