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グレーな部分

先日、子供が突発性発疹になりました。

発熱は今回で2回目だったのですが、前回同様非常に難しい課題なのが、自分の意思では判断できない子供に対して、どこまで自分の信念や考え方を実践していいのかです。

私は、一般的に多少の熱が出ても、なるべく休んで治すことを実践していて、お肌もそうですが、何よりも修復しようとする体がいったんリセットして元気にならないかぎり症状も緩和しないと思っており、まずは体が回復できる素地作りが何よりも大事かと思っています。

そこで安易に、または中途半端に薬、抗生物質、解熱剤などを摂ってしまうと、症状が長期化したり、慢性化したり、またはいずれ薬を無効化する原因になると考えます。

ただしこれはあくまでも自分自身の体。自己責任。賛同を得ていただく方がいらっしゃり、実践されるのは全く問題ないのですが、子供は、特に赤ちゃんは自分の判断ではできません。また家族がおり、独断で判断することも非常に難しく、家族に対して、または医者に対して十分な意思疎通が必要ですね。一歩誤ると虐待になってしまいます。

今回の突発性発疹は、熱の後の症状が出てみないと判断がつかないため、お医者さんによっては、抗生物質、解熱剤などを処方する場合があります。ただ、これはあくまでも日本だけの話で、少なくともスペインはこの症状に対し、抗生物質を処方することはないようです。

これも一つのきっかけだったのですが、前回も子供に全て摂らせることに非常に苦労し、結局ほどんど摂らずに全快していった経験の元、私はまずこの抗生物質は医者から「念のため」処方される抗生物質を、今回はギリギリまで待ってみました。3〜4日とされていた高熱は突然引いていき、発疹が現れたときのうれしさは格別でした。子供が最初に味わう毒出しのような症状、無事乗り切ってくれました。

アメリカでは抗生物質が見直されつつあるようで、

The first rule of antibiotics is try not to use them, and the second rule is try not to use too many of them.
(抗生物質の第一のルールは使わないようにすること、第二のルールは使いすぎないようにすることである。) 
―Paul L. Marino, The ICU Book
(ウィキペディアから抜粋)

としています。情報化が進み、今まで共有されなかったことが隅々まで共有されつつあります。

というのも、抗生物質は、中途半端に摂ることは耐性菌を作る原因にもなるようで、熱が出ると毎回のように「念のため」処方されてしまうのですが、赤ちゃんの場合は特に全部あげると言うことが本当に難しく、しかも赤ちゃんですから胃の中で菌を育てている真っ只中、安易に処方されることは、私は見直されるべきかと思っています。

その次の解熱剤。40度を超える熱が出た場合は時として処方されるようですが、そもそも熱は体から毒素を出す、殺すための熱でもあるので、安易に摂ることはこれも良くないと思っています。体が熱を出すことが体の誤作動では決してなく、必死に体ががんばっている行為を安静な状態で過ごすこと、睡眠同様に変に邪魔をしないのがよいと思っています。

一方で、ちょっと変わったものとして、スペインでは熱が出るとシャワーを浴びて体を冷やすことをしていると言います。あくまでも推測ですが、暑い気候であるスペインでは暑さで体が弱らないようにしているのかなと思います。全ては回復に向かう状態が体にとって理想の環境であるべきなんでしょうか。

医者というのはあくまでも最後の砦、通常の状態ー症状ー病気ー死の後者二つは責任を持って対処してくれます。ただし、毎回のように薬をくれて終わり、原因もアドバイスももらえないというのは、やはり健康体でいるためには、症状を改善させるには自力でやらなきゃいけないんだなとつくづく感じるんです。

化粧品と言う分野で働いている以上、お肌のお悩みを抱える方も使っていただく以上、このグレーな部分の考察は常々していきたいと思っております。

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